進化

カブトムシ大型化研究室生命の神秘> 遺伝子・突然変異・進化など

進化

進化とは面白いものである。
地域ごとに集団単位でその生活環境にもっとも適するよう変化を遂げていく。
集団ごとの交わりがなく孤立した集団として時間が経過した場合、その集団の個体は他の多くの集団個体と比べ外見上の違いを持つようにいたる集団は亜種として、さらに生殖器の違いや、正常な子孫が残せないまでに変化している集団は、別種となる。

生活環境(一年を通しての温度や食料など)に、現時点でもっとも適した体(遺伝子)となっているのである。

したがって飼育環境となると、また違った変化があらわれることだろう。

温度ひとつをとっても、今までの自然環境と異なり日本の四季にあわせた変化となり、また定温飼育であれば変化の無い温度環境に適応しそれが変化となってあらわれてくる。
そして、その環境に適応する遺伝子をもつ個体が(人間にとって)有利な変化となり選択されていくのである。

進化は生殖に関するものがもっとも顕著で、正常な個体の生まれない交配は生存上最も不利である。

よく似通った(しかし、同一ではない)遺伝子をもつもの同士が最適な発現を促すため、雑種形成になる個体(余りにも異なる遺伝子をもつ個体)との交配を避けるために選択的に交配相手を選べるような誘引ホルモンを出したり生殖器そのものが変化するばあいもある。
このような変化は集団の血を残すのに非常に有利となる。

体毛や、皮膚の色の変化はその生活環境に僅かに適応しただけであり、亜種レベルに認識される場合が多い。
進化から見ると、それら体毛の変化や皮膚の色は遺伝子を残すにあたりほとんど影響を受けない(有利不利という面で)ものである。
これらは異地域で僅かずつおこる進化の途上であり別種への道への通過点である。
2004.06.25

【カブトムシ大型化研究室目次】

  1. カブトムシ大型化研究室トップ
  2. 掲示板
  3. 生命の神秘
    1. 遺伝子、突然変異、進化など
      1. インブリード(近親交配)をしよう
      2. 自然の選択・生物の大型化
      3. 進化
      4. 種の進化・分化
      5. 突然変異体の血の残し方・遺伝子の修復
      6. アウトブリード・クローン技術・突然変異
      7. DNAの塩基配列・細胞と遺伝子・デオキシリボース
      8. 現代の進化概論
    2. 他の生き物との比較など
    3. 分子レベルでの代謝やしくみなど
  4. 育成培地研究
    1. 発酵に関する研究
      1. EM菌(有用微生物群)について
      2. 発酵についての考察
      3. 衣裳ケースを使った発酵マット製造法
      4. マットの劣化
      5. 高温状態でのマット発酵・材の腐朽タイプ
      6. 腐朽菌・マットの微粒子化・小麦粉を使った発酵マット
      7. 発酵の条件
      8. 発酵とは・発酵の終息・異常発酵
      9. 共生生物・窒素不足・栄養としての微生物
      10. 幼虫のたんぱく源・微生物に関する知識
    2. 添加剤に関する研究
      1. より多く食べさせるために
      2. 添加物として使えそうなものの栄養組成
      3. 発酵マットの材料
    3. 菌糸に関する研究
  5. かぶとむし村計画
  6. おまけ
  7. サイトマップ

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